物件を見る前に600万円以上の損を防ぎ、夫婦円満に繋がる住まい方を伝える不動産の家庭教師の嶌田(しまだ)です。
新型コロナウイルスへの決定打が見つからず、目処も当然になく・・・
不安は誰しもが持っています。
不安だからこそ親御さんが心配。
「新型コロナウイルスの騒動が落ち着きをみせたら家のことを考えたい。自分たちの身の振り方を、今、時間があるうちに考えておきたい。」というご相談がありました。
三密(密閉・密集・密接)を避けるべく、ご主人だけがご相談にいらっしゃいました。
コストを考えるなら、ダラダラと専門家を使わないに限りますよね?
今回は、不慣れな業界の話しを聞く時に私も使っている『コストを最小限にしながら効果は最大限に引き出す』コツです。
買い物上手は、人選びが上手
今回のコツが分かると、いざ本格的に頼むときの人選に困らなくなります。ご自身の頭の中を整理することもできるからです。
誰かから専門家を紹介されていたけれど断わりたい・・・
他の専門家に頼みたい・・・
そんな時にも、きちんと理由を堂々と伝えることもできるようになりますよ。
買い物、ご依頼、その他すべてのお金が掛かるお話しが、あなたにとっての最適な専門家ばかりを揃えられたら・・・?
人生のコストは最小限に、効果は最大限に得られますよ。
すべてのパターンを出す
結論から言います。
専門家には、想定されるすべてのパターンを出してもらうのが良いんですよ。
自分たちのことを、あまり多く話したくない人もいらっしゃいます。
今現在は自粛のお願いが出ていますから、今回のように「人と会いたくないけれど相談はしたい。」というご要望もあります。
それでも大丈夫です。
多くを話さなくても、プロなら出来ることは十二分にあります。
『相手に伝える手間を掛けない=ご自身で考える手間を選んでいる』という図式に則るのがプロフェッショナルです。
お客様が手間を掛けるとは、努力をするという意思表示!
私はこれを大いに歓迎します。
その努力が実るモノにすることこそ専門家の腕の見せどころというものです。
ひとりの専門家として言い切ります。
専門家は、どこまで行っても他人です。
あなたのことも、あなたのご家族のことも一番知っているのは、あなたです。
『他人に、勝手にひとつの答えを当てはめられてしまう・・・』
これって、とても怖い文章に思えますよね?
答えをひとつにしてもらうことは考えなくていいので、楽です。
理解するのは面倒だと思うのは自然なことです。
答えをひとつにしてもらいたくなるお気持ち、よく分かります。
私も面倒ごとは避ける性格なので・・・(笑)
伝えたいことは、リスクは『感じて知ったうえで』取るからこそ、良い結果になる可能性が高まるということです。きちんと書いて、感じて知っていただきました。
答えだけが手に入る流れというのは最もキケンな『依存性』を生みます。
お仕事をいただく専門家の立場からすれば、自分に対する依存性ほど欲しいものはないでしょうね。
私は全てのサービスにおいてお客様の『自律』が目的でありゴールです。
コストが高くつく依存性のリスクと、答えを他人任せにする怖さはどこから来るのかを知っておいてください。
依存性の生まれやすいサービスの形には、私は賛同し兼ねます。
さらに効果を引き上げるコツ
どこに分岐点があり、どんな選択肢があって、どうして他の選択肢を捨てたのか?
ここをきちんと専門家に聞いてください。
専門家の考えを共有することが一番良いことです。でも、専門家が出した答えの解説だけでは勿体ないんですよね。
すべての選択肢を開示してもらうからこそ、分かることがあります。
専門家が選んでいる選択肢がご自身の価値観や状況に合っていないものを選ばれているという事実です。
これ、意外にも多いんですよ。
選択肢を知る事例として、私の対応が参考になれば幸いです。
今回の分岐点
ご主人だけがいらっしゃるご相談。
ご自宅で家族が話し合うことでプロと同じ答えが出せるような工夫をさせていただきました。
・お客様状況
今の住まいは、以前の勤務先への都合もありご主人の実家に近い。
奥様の実家とは距離がある。
ご主人のお仕事が変わったことで状況は変わっている。
夫婦で愉しめる趣味が明確になり、荷物が増えてきたetc
親御さんへのフォローを踏まえつつも、自己犠牲のない身の振り方には、どんなものがあるのか?
40代半ば以降になれば視野に入れて損はない事柄ですよね。
ここでは、住まいについて触れたものを一部挙げます。
・分岐点
実家そのものの処理をどう考えるか?
新居そのものや、その土地への思い入れや扱いはどうしたいのか?
賃貸にするのか売却にするのかの見極め方にはどんなものがあるのか?
新築か、中古かの考え方にはどんなものがあるのか?
戸建てか?マンションか? その話し合い方
注文住宅と建て売りも捉え方次第。その捉え方とは?
これらをフローチャートにして、まとめました。
図解にすることで話し合う順番、選んだ先のことや、別の選択をした場合の想定も、お客様ご自身でできるようになるんです。
知るのは仕組みとカラクリ
どうしてこんな分岐点を挙げたのか?
それを理解していただくためには、業界の構成・仕組み・カラクリを伝えておけば、お客様は知識を知恵に換えて使いこなせるんです。
知恵に換えていける、その変化こそ私の仕事の遣り甲斐です。
自分で理解できるようにはならないかも・・・と思っていたことが理解できるようになっていくおもしろみ、そこに年齢は関係ないようです。
さて、伝えた内容と言えば・・・
・新築と中古の捉え方と活かし方の違い
・建売戸建ての仕入れから販売のカラクリ
・建て売り物件の特性と使いこなし方
・住宅査定の違い(3つの査定方法の話しではありません。)
建て売りやハウスメーカーさんが依頼する職人さん。
その職人さんの腕前、施工の仕上がりへの疑問の声は多々あります。
褒められたものではないことも物件によっては、あります。
すべてを否定していても何も始まりません。
上手に付き合っていく方法を知っておけば、怖くありません。
大事なことは、目的と程度です。
お客様の願いや目的とズレているにも関わらず、売ることが最もいけないことです。
目的と程度に対して適切にご案内することで、お金とも上手に付き合えます。
そうでなければ、建て売りの戸建てに住んでいる方々をすべて否定することになります。
『すべてを否定する』こんなにも哀しい理論はありませんよね。
大まかな話しでも十分
今回の事例で、お客様の細かな状況や個々の価値観の背景、お金の状況を知らなくても対応できる範囲が広いものなんだ、とお分かりいただけたら嬉しいです。
新型コロナウイルスへの対応として、海外のように真正面に座らないことで距離を取り、リスク軽減を国際レベルで取ることができます。
三密を避けた相談方法は幾つもあります。PCカメラを使った相談だって可能です。
確かに、お客様の内情のすべてを話していただければ、それは大きな効果を提供できます。これは本格的なご依頼を希望のお客様の場合です。
「心配ごとと大まかな展望から、損をしない筋書きが知りたい。」
これって、どれだけの差が生まれるのか知りたいんですよね?
選ぶにしてもどんなパターンがあるのかすべて知りたいんですよね?
ご自身で考えて選びたい、そう私は捉えています。
事細かなことを話していい相手なのか分からない段階というのはあります。
求めている答えの程度によっては、話す必要はないと私は思っています。
今回のご相談が終わったとき「ここまで話せるのか!?」という感想と表情に、安心しました。
「答えきっちゃうんで無料相談しないんですよね。私、無料相談に向いてないんですよ。」という私の言葉にお客様「納得がいったよ。」という返し、本当に嬉しく思いました。
まとめ
いかがでしょうか?
コストを最小限に、効果は最大限にするコツ。
・専門家には、想定されるすべてのパターンを出してもらう。
・どの時点で、どんな選択肢があって、どうして他の選択肢を捨てたのか?
ここをきちんと聞く。
本格的に頼むときの人選に困らなくなります。
ご自身の頭の中を整理することもできます。
断わる時に、理由を堂々と伝えることもできます。
買い物、依頼、その他すべてが、あなたにとっての最適な専門家ばかりで揃うから損をしない。
無料相談は、どんな分野においても用意している会社があります。
大事なことは、相手の得になっていない場面で答えを求めないことです。
一番大事なことは、その専門家が出してくれた項目について、その場で答えを出さずに、一度帰宅して自分たちの価値観を話し合って確認すること。
無料相談というお金を出さないという前提条件で動いたのですから、お金をかけないカタチで自分たちの答えをまずは出すことをオススメします。
賢い暮らしには、諸費用の準備や住宅ローンの組み方だけではありません。
ご夫婦の価値観に基づいた状況把握と、それに合わせた不動産知識の応用が必要です。
ネットや本で情報を収集してから考えるより、私と話したほうが早く答えは見つかり、損や失敗を防げます。
状況に合わせた不動産知識の応用、不動産業者との円滑なやり取りサポート、なにより家族会議のサポートを得意とするほど『意見の掛け合わせ』ができることが私の強みです。
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【不動産の家庭教師】
嶌田 竜也
保有資格
相続士(認定永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト
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