住まいに携わることは子ども達に残す仕事。不動産の家庭教師の嶌田(しまだ)です。
4月は幾度かに分けてのお届けとなりましたので、まとめてご報告いたします。
食材提供支援先の子ども食堂から、届いた食材の子ども達の様子です。
魚介の卸業者さんに直接発注
今回の食材提供では、これまでとは違った試みもしてみました。
そのひとつは、市場に買い付けにいく卸業者さんへの直接発注にて魚介類をお届け。
今や19人の大所帯となってきた2階のシングルマザーシェアハウス。そのうえで、1階を子ども食堂として活動しています。
使う調理器具も給食やレストランで見掛けるバットというのが作る量を想像させるというものですね。
こんなおやつもあるんだよ
もう一つの試みは、おやつの発注。
グルテンフリー、動物性食材不使用のドーナツもあるってこと、知ってくれたら嬉しいな、と。
一緒に人参専門農家さんによる人参も 今やみんな大好きな人参。
大根と背比べ
栽培にこだわったお野菜セットもお届け。葉がついたままの大根と、4歳の男の子と比較。葉の長さにテンション上がっぱなし
葉っぱが大根よりも長いなんて、スーパーではわからないことですよね。
非常時の備えの意識も
3月は体感できる大きさの地震が頻繁に起きましたよね。
体験と備えが結び付くきっかけになればと考えまして、災害時への備えとして『缶入りのパン』も提供させて頂きました。
みんな、「なにこれ!?」と興味津々!リアクションがいつも堪りません♬
興味って、知ることの第一歩。
幅広い食育を
身近に食材のそのままを体感する。体験したことと暮らしを結びつけて考えてみる。知ってみる。
加工食品だって、その存在の必要性から物事を考えてみる。
ひとつのことから派生する何かから考えを広める教育が『食育』の魅力と大切さだと私は考えています。
もう20年も前の話しですが、もともと私はコックでした。
10歳の頃になりたい仕事が定まり、料理って化学反応だよなと考え、食材をさばくために生物学を知っておいてほうが良いだろうなと興味が高まって、生態と食材としての旬が繋がっていることを知って・・・
そんな風にして、必要なことを『興味からの楽しさ』でおもしろいほど学習効率が上がりました。
料理人としての夢は破れて転職しましたが、業種が変わっても興味の活かし方がわかっていたことで、深く不動産を理解することに役立ってきたと思っています。
ひとつのことから色んなことを知って、考えを巡らせながら生きることは自分を活かすことになるんだと、短くとも食の世界に携わっていた人間として私は考えています。
親御さんからの食事には、ついつい当たり前を思ってしまうからこそ、誰かからの届け物というきっかけが何かに繋がったら嬉しいです。
住まいに携わることは子どもに残す仕事
住まいを考えることは、生き方そのものに氣付くこと
不動産の家庭教師 嶌田 竜也
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
相続士/STRコミュニケーションアナリスト
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