今回は、10年間お世話になった前職の不動産会社の先輩からの相談。
物件探しなら、当然、自身で出来るのが不動産会社のメリット。
では、何を・・・?
≪目次≫
●販売しているけど、実は分かっていない分野
●説明も責任も不動産会社には無い!?
●頼ってもらえたのは見ていてくれた証し
●繋いだご縁で証明されるもの
販売しているけど、実は分かっていない分野
今回、先輩から頼られたことは何だったのか?
それは、損害保険についてでした。
家のことなので、分かり易く言えば火災保険ですね。
ただ、火災保険だけの視野で考えていくと
保険を上手く使えなかったり、現状との不一致が生じやすいのが
損害保険。
いえ、生命保険も含めて『保険』そのものが
自分が必要だと思っていることだけを見て
損や間違いを引き起こすものというのが正しいですね。
火災保険て、賃貸の部屋を借りる時
不動産会社が加入窓口になって指定のように契約書と一緒に
「はい、コレ」
と言わんばかりに加入しませんか?
保障内容はパンフレットの絵柄に合わせて画一的に説明されても
実用的な『賢い使い方』までは話してくれなくないですか?
画一的な説明までしか会社から教えてもらえないからです。
だから、先輩は不安になって頼ってくれました。
心もとない自身の知識は、ご自身が一番分かっていますから。
このように、住宅に関わることなのに教育を受けられないのが不動産会社です。
説明も責任も不動産会社には無い!?
火災保険の販売をしているのに、自身のことなら不安になるレベルで責任はないのか?
答えは、NO。
ありませんね。
重要事項となることは『読み上げ』てますので
説明責任の範囲は行なっています。
詳細に知りたいならば
火災保険の相談窓口への問い合わせを促せば済みます。
民法って、結構シビアですからね?
基本的概念は、自分の利益、不利益について
自分で確認、行動しなかった場合は助けてくれないものです。
『手元にパンフレットがあって、約款と契約書があって
事が起こるまで知ろうとしなかった』
↓
自己責任。
そこまで面倒は見れません。
こういう解釈はしておくことを
オススメします。
だから、専門家でもないのに
不動産会社が火災保険を販売できるわけです。
取り扱う商材に選ぶわけですね。
ちなみに、住宅ローンについても同じです。
不動産会社はライフシミュレーションまで
責任を追及される業界ではありません。
「一番低い金利のところで!」とリクエストしても
それは、お客様の努力範囲になってしまいます。
住宅ローンを得意だと銘打っている専門家を尋ねて
責任範囲を確認されてから依頼されるのが賢明な進め方です。
頼ってもらえたのは見ていてくれた証し
昔から、気になったことは専門家から話しを聞いたりと
マニアックなところまで情報収集するクセがあります。
先輩は当時からよく見知っていますし
今では、普段から投稿しているSNSの記事に
『いいね!』を押してくれています。
情報や見解について『いいね!』が付くと
やはりモチベーションはキープされるものですね。
更に、各方面の専門家との縁を広げたり
取材させて頂こうという励みになっています。
聞くほどに、専門家だからネットに書けない真実と
それを抑圧する規制が各業界にあることを垣間見ます。
資格が無いから言える事、書ける真実があることを知っています。
だから、『仕事を取るために』資格を取ることはしません。
不利益を生じさせている『しがらみ、抑制、規制』といったものを
毛嫌いしています。
それと恐縮ながら、資格で専門家を分別せずに
『会って自己判断をしようと』行動に移せる方を尊重させて頂いております。
今回の先輩に限らず、「こういったことの相談は出来ますか?」という連絡は
期待という信頼だと感じて、嬉しく思います。
繋いだご縁で証明されるもの
期待されても、無理なものは無理と正直に申し上げています。
だからこそ、自分が出来ないこと、不向きなことは
そこに特化されている方、得意な専門家と繋がっておくようにしています。
今回で言うならば、専門家とお引き合わせの前に
最低限の≪住まいと損害保険≫の基礎知識をお伝えしたうえで
先輩の性格や不安点、どんな雰囲気の専門家と相性が良いか考慮し
お繋ぎしました。
結果、接客対応の良さは勿論のこと、知識提供においても喜んで頂けました。
当然に、その場ではプランや見積もりが出せるわけはありません。
契約に至れるわけはないのですが
夜、「あの方で契約したいと思ってる。紹介してくれて、ありがとう。」と
御礼の言葉を頂けました。
紹介した専門家に対してこういった
「間違いのない仕事をしてくれる」とわかってもらえた瞬間は
何度経験しても、また経験したくなりますね。
いかがでしょうか?
今回は、不動産会社が住宅関連に見識が深いわけではないことに触れました。
これも一つの思い込みだと思います。
不動産は複雑で、携わる業界も多岐に渡るので
つい頼りに見えてしまうようです。
お金を払う先(業界、会社)のことは
上手な使い方を、きちんと一つずつ理解してから決めてくださいね。
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