物件を見る前に600万円以上の損を防ぎ、夫婦円満が続く秘訣もコンサルティングする、不動産の家庭教師の嶌田(しまだ)です。
今回は、珍しく不動産投資のご相談でした。
不動産投資って、本を読んでもネット記事を読んでもスッキリしないもの。
分からないから知るために不動産投資セミナーに行ったのに、理屈理論も身に付ける暇もなく、つい買ってしまう。
買って何年かしたら、利益どころか支出のほうが多いことが当たり前になる。
収入より支出が多い場合のケースの大半は、売ろうにも売れない。
売るなら、100万円を超えるお金を払わないとローンが消せない・・・
手の打ちようがない。
こんな現実が当たり前のようにあります。
・・・でも、何を担当営業マンに聞けば良いのか。
それもまた、分かりませんよね?
今回は、利益の出る不動産投資の道を踏み外さない、知っておきたい事柄の話し。
ご担当の不動産営業マンに質問して、基礎を固めて進める参考に、どうぞ。
前提条件と結論
不動産投資の買い進め方って、何通りでもあります。
人により向き不向きな買い進め方があります。
これが前提条件。覚えておいてくださいね。
だからこそ、あなたの見知ったことや大まかな展望・希望に沿った不動産投資の概念の解説と、金融機関側の視点や心理を知ることが第一歩です。
自分の状況に沿った話しのほうが、知ったときに「おぉっ!」ってなって、知っていくことが楽しくて自分のタメになっている実感も持てます。
集める情報の性質を間違えないことが大切です。
これが成功のカギ。
年間、何百万円もの差を生むスタートになります。
お待たせしました、結論です。
・不動産投資の基本概念
・金融機関から見た優良顧客とは?
・金融フィールドのステップアップ
・目標金額までの融資額を70%減らす方法
・手堅い賃貸経営の基本思考
・不動産と投資の世界の相乗効果の作り方
・資産形成の4つの扉
・新築投資用不動産セミナーの5つの嘘
要約すれば、『不動産投資の買い進め方と、目指すと良い流れ』を構築するもの。
知っているだけで、本やネットで知識を得たときに振り回されなくなりますよ。
儲け話は後回しが吉
不動産投資で、まず知りたい事って「どんな取り引きしたら儲かるの?」「どんな物件が良いの?」と、いきなり取り引きのコツから入ることが多いと思うんです。
投資の話しなのに、投機のような短期・短絡的な情報に手を出してしまいがち。
この危険性はお解りになりますか?
ローンの仕組みや、どこの金融機関で借りられるか、いつ売るものか、売った時の儲け予想、保有し続けることが正しいなどなど・・・この話しには、前段階があるんです。
前段階を整えずに下手な融資の受け方をすれば、目標利益に到達する前に打ち止めとなって借りられなくなったり、資産形成に手詰まりを起こすことになりますよ。
目標利益に適した資産形成との絡ませ方を考える骨組みが先です。
ローンの仕組みや物件の選び方、購入手続きの流れを知ることは後回しで十分です。
先に、資産形成の基礎にも沿った計画の立て方を知って、本当に大事なことを決めてから不動産投資の話しは進めてくださいね。
目的地も道順も運転方法も分かっていない移動ほど怖いものはないと思いませんか?
まとめ
いかがでしょうか、不動産投資の基礎の基礎。
もっと明確に「これだ!」という必勝法のようなものを期待されましたか?
買い進めを言い切ったり、必勝法の類いの言葉を使う人には、とにかく距離を取ってください。
本やネットなら、その書き手を信じないことが基本中の基本です。
電化製品の性能じゃあるまいし・・・不動産は物件の借り手が居て、感情があり、命があり、それだけに本当に予測不能なことが起こるものです。
不動産投資の買い進め方は人の数ほどあり、人により向き不向きなルートがあります。
年間、何百万円もの差を生む違い、それはスタートの切り方です。
今回は、知っておくと良い項目を挙げさせていただきました。
けれど、質問の仕方に気を付けましょう。
単純に「ネットで、この項目を聞いたほうがいいって書いてあるんですよ。」なんて言われたら、私でも困ります。
このお客様に意味ある項目なのかな?
どんな伝え方をすれば役に立つ言い方になるかな?
そんなことが頭を過ぎり、つい簡素な答え方になってしまい、的を射た回答にならずにお客様としても「なぁんだ・・・そんな一言で終わることか。」と軽視してしまい兼ねません。
今回、ご相談で話題に挙がったのも、お客様が状況と展望と不動産投資への期待を話してくださったからこそ、必要なことだと思い話したに過ぎません。
本を読むのも、これからとのことでしたので。
ご相談後、「自身で○○を調べてみようと思います!」と、自身が得たい情報や知識が思い浮かぶ積極性が生まれたご様子のメッセージをいただきました。
こうした自発的、能動的姿勢は本当に嬉しく思います。
さて、最後にご自身の役に立つ話で聞き出すためのはじめの一歩の話しをしましょう。
ご自身の状況を伝えられるようになることです。
不動産投資に興味を持った≪動機、背景、目標、興味ある進め方≫。
これらをまとめてから専門家のところへ足を運ぶ、です。
賢い不動産投資には、諸費用の準備やローンの組み方だけではありません。
状況と価値観に基づいた戦略、それに合わせた不動産知識の応用が必要です。
ネットや本で情報を収集してから考えるより、私と話したほうが早く答えは見つかり、損や失敗を防げます。
状況に合わせた不動産知識の応用、不動産業者との円滑なやり取りサポート、なにより家族会議のサポートを得意とするほど『意見の掛け合わせ』ができることが私の強みです。
不動産会社、営業マンに不安がありましたら、私がお役に立てます。
きちんと仕事を果たすための本気のセカンドオピニオンです。
料金以上の価値と効果を求めてお問い合わせください。
メール:lifecoordinator.co@gmail.com
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不動産の家庭教師
嶌田 竜也
保有資格
相続士(認定永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト
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