子どもの未来も損をさせない!不動産の家庭教師の嶌田です。
今回は、不動産会社へのクレームを聞き入れてもらいやすくなるアドバイスです。
まず、冒頭に申し上げたいことがあります。
取り引き後の疑問、不安、不満を何でも不動産会社に言うのはやめてくださいね。
本来、責任を負う会社は、貴方を担当したその不動産会社ではないのに、力の弱い会社ゆえに責任が押し付けられている現実があるからです。
取引における疑問、クレームは関東地方整備局
『国土交通 不動産取引 相談』で相談窓口を検索!
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bf_000019.html
関東地方整備局って、何?
リンク先のホームページを見ても書いてありません。
役割りや、上手に使うコツについて書きました。
▶関東地方整備局とは◀
不動産会社が取るべき責任なのかどうかを見極めてから、お話しは始めたほうが恥をかかなくて済みます。
かつ、『国土交通省に相談した。』となれば、一介の不動産サラリーマンは強気に出れません。
話しを聞いてくれます。
下準備と知識を得ている人間は強いってことです。
事の経緯
さて、今回お届けしようとなった経緯を。
不動産会社さんからトラブル相談の入電。
共同で仲介した大手不動産会社から、仲介責任に当たらないことで費用負担を請求されている、と。
先方は1円の費用負担もしない。
共同仲介は本来、すべての責任と費用負担を1社が負わされることは、まずありません。
そして、本件の責任は、本来は購入した土地での新築をお願いしているハウスメーカーの予測不足。
担当者たちの力量不足でした。
責任はハウスメーカーでも、費用負担は買主さん(お施主さん)なんです。
見積書に加算される『実際に工事をして生じた実費』に当たる内容だったからです。
不動産会社が取るべき責任『仲介責任』には当たらないことをお伝えしました。
念のため、東京ならば都庁に相談窓口があり、電話確認できることも伝えました。
結果は、やはり仲介責任に当たらない。
それぞれの考え
第三者機関による判断を聞いても、結局は、相談者である不動産会社は、はじめの要求は善意で費用負担を決意しました。
というのも、不動産会社とハウスメーカーがグループ会社。
結託して中小企業である相談者に一方的要求をしているのです。
大手会社の思惑は、買主であるお施主さんには追加料金の請求で関係を弱めたくない。
相談者の不動産会社は、売主さんに請求できる内容でもない。
事を荒立てて工事着工が遅れて困るのは買主です。
善意で費用負担を決めたところ、次から次へと要求が・・・
善意か?責任の上の行動か?
区別できる人間でありたいですね。
裏事情
大手が、自社の不備を取引先に圧力を掛けている現実があります。
大手が誠実ではない現実があります。
不動産業界と建設業界は、驚くほど古い体質の業界です。
私は、あえて苦言を呈します。
理不尽が起こるのは、エンドユーザーが相談先を知らないからです。
何事も知ってほしいです。
知ろうとしてほしいです。
知ってから行動に移してほしいんです。
冒頭に申し上げました『疑問、不安、不満を何でも不動産会社に言うのはやめてください』とは、仲介責任ではないことで不動産会社を追い詰めるのは、やめてくださいという意味なんです。
あなたや周りが正当な対処を受けられるためにも、もう一度、言います。
取引における疑問、クレームの告げ先は不動産会社ではないです。
まずは『国土交通 不動産取引 相談』で窓口を検索!
▼都道府県ごとの窓口一覧▼
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bf_000019.html
相談窓口に話しても具体的な対処方法が分からなかった・・・
弁護士さんに相談したけれど、相手にされなかった・・・
そんな時に、私をご利用くださいましたら幸いです。
賢いルートは、法で闘うだけが対抗方法ではありません。
ご自身が状況把握と問題の根っこに気付く、そのうえで不動産知識を応用すれば道は拓けます。
ネットや本で情報を収集するより、私と話したほうが早く答えは見つかり、損や失敗を防げます。
状況に合わせた不動産知識の応用、不動産業者との円滑なやり取りサポート、なにより『意見の掛け合わせ』が私の強みです。
不動産に不安がありましたら、私がお役に立てます。
きちんと仕事を果たすための本気のセカンドオピニオンです。
疑問、不安なら・・・
▼無料相談クーポンがもらえるメルマガ▼
https://home.tsuku2.jp/mlReg/?scd=0000122154
(トラブル相談には使えません。)
【不動産の家庭教師】
嶌田 竜也
保有資格
相続士(永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト
コメント