契約は、売主様と買主様のため。不動産会社のためは1ミリもない。

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今朝、不動産売買の実務サポートをさせて頂いている営業担当者から一本の電話。

 

「『売買契約書類を買主様に事前に見せたい』と売主側不動産会社に言ったら、とても嫌がられたんですけど、おかしいですか?」

 

皆さんは、どう思いますか?

 

おかしくないですよね?

正々堂々とした接客を行っていれば、お客様に少しでも安心してほしいと思えば当然だとは思いませんか?

 

私は、こういった先回りの気遣いや疑問を持てる感性は素晴らしいと思っています。

 

こういった接客担当者を守るべきだと思います。

 

売主側不動産会社からは、「そんなことはしないもの。これが普通」の一点張りだったというのです。

 

…そうですねぇ。

私は変わり者です。

今だから言いますが契約前に契約書類の写しを出力して、仕事後にお客様宅で事前に説明してましたよ。

ホントはダメでしたけどね(笑)

おかげで契約クレームはゼロ。
事前に伝えるから答えられなかった疑問は宿題にして翌日、物件を再調査してリアルタイムで回答を伝えていました。

契約の時に、もめることほどお客様のためにもならない、これほどカッコ悪いものもありません。

 

アドバイスは一言だけ。

「『それは、誰のためにそうするんですか?』と聞くと良いですよ。」

 

不動産トラブルバスターのお仕事でも、この一言で不動産会社は黙ります。

だから勝率が100%です。

 

売買契約って、そもそも売主様と買主様の双方に、嫌な想いもトラブルも起こさないためのものです。

 

不動産会社が仲介手数料をもらう権利を確定させるためのものではありません。

 

賃貸でも売買でも同じです。

「事前に契約書類は見せてください。何日前に頂けますか?」

 

是非、この一言を付け加えて物件の申し込み手続きを進めましょう。

 

このブログは、エンドユーザーの皆さんが損や失敗をしないために。
各業界の担当者には『お客様の信頼に誠実な対応で応える一つ』として書いています。

 

『30代で知っておきたい!不動産屋さんに行く前に知っておくこと』

買い方一つで600万円以上の損を防ぐ
自宅の購入準備コンサルタント
嶌田 竜也(しまだ たつや)


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