不動産会社も答えられない!?仲介手数料とコンサルティング料の違い

お役立ちヒント

物件を見る前に600万円以上の損を防ぎ、夫婦円満が続く秘訣もコンサルティングする、不動産の家庭教師の嶌田(しまだ)です。

仲介手数料と不動産コンサルティング料、この2つの違いってなんでしょうね?
「仲介手数料の他に払うの!?」ってなるのは不動産コンサルタントの私としては寂しいかぎりです。

そもそも仲介手数料も勘違いされていますからね。
案内料、みたいな扱いで「たった1件の案内で○○万円!?」と不満の声をSNSで見掛けることがあります。
分かっていないと、「そういうものだしな・・・」で何となく払っているだけになってしまいます。これは勿体ない。
本来は払わなくていいコンサルティング料もどきに支払ったという相談もあります。

お金は何に対しても気持ち良く払いたいですよね?

分かっていれば払わなくて済むものが不動産には、たくさんあります。
2つの違いを分かって上手に使い分けていただけたら嬉しいです。

 

それぞれの定義

結論から言いましょう。
仲介手数料は、物件調査報告や契約行為への責任への対価です。
コンサルティング料は、物件取り引き行為や取り引きのためのやり取り補助以外のはたらきへの仕事料です。そのはたらきによる経済的効果や価値の提供への対価です。

簡単に言えば、物件取り引きのためにがんばったことは仲介手数料の範囲内だということです。
物件調査の不足によって生じた損は無制限に不動産会社に請求できることも覚えておくと良いですよ。
補償金額に上限金額がないぐらい調査と報告への責任は重いんです。契約内容に影響をおよぼし、知識量にハンデのある一般消費者の判断にも大きな影響を与えると位置づけているから無制限の補償です。

誰でも損を報告して補償を受けられるように契約書類は整えられています。
重要事項説明書の1ページ目に、その契約に関わった不動産会社が加入している宅地建物取引業協会の記載があります。ここに連絡をすればいいのです。

言い掛かり的なコンサルティング料の請求もあります。
これには「物件取り引きが成立しなければ仲介手数料はもらえないんだから、当たり前のはたらきでしょ?」と言って断っても構わないケースがあります。

 

こんなケースに払わないで

値引き交渉をがんばったから、そのうちの何割りをコンサルティング料として頂戴。」なんて言われたら、他の不動産会社に切り替えていいですよ。
他の不動産会社から事情を伝えてもらうと、あっさりと売主さんもOKしてくれます。

先に紹介したというだけで仲介手数料の支払い先が決まってしまうかのような態度の不動産会社は多いですね。それなら、支払う先の質があらかじめ見極められたら気持ちの良い取り引きができますよね?
そういった見極めのコツを知ってみるのも、おもしろいですよ。

値引き交渉の成功をコンサルティング料と称してくる不動産会社があれば、宅地建物取引業協会に報告してお灸を据えてもらいましょう。そのほうが、他のお客様のためにもなるというものです。無料で応じてくれる組織ですから。

あくまでもお金は、気持ち良く払うにかぎりますよ。

 

コンサルティングへの印象

不動産業界って良いイメージを持たれることは少ないのが現実だと思います。
その理由には、よく分からない・小難しそう・信じられないがあると思います。

不動産コンサルティングとなれば「胡散臭い。効果が保障されない。何してくれるの?」というご意見や質問はよくあります。
99%がご紹介案件の私でも、「物件案内と契約行為だけしてくれるだけでいい。」というご希望をいただくことがあります。
(その場合は、素直に不動産会社へのご依頼をオススメしています。)

物件情報と言えば、全国どの不動産屋さんに行っても実は同じですよ。
違法な販売方法の物件でなければ紹介してもらえます。
安心して、気になる不動産屋さん、気に入ってる不動産屋さんに声を掛けてみてください。

話しを戻しましょう。
相談を必要とする人、しない人がいていいんです。
無駄なお金と時間を掛けないことも賢い選択の1つの要素ですからね。

 

どうして使うの?メリットは?

どんな人が不動産コンサルティングを利用しているのか?
気になりますよね。これもよく聞かれる質問ですね。

まとめた言い方をするならば3つですね。
・言われるままの買い物にしたくない。
・公正な第三者のプロに話しを聞いてほしい。
・プロがお客様の立場だったら、どんな手立てを取るのか知りたい。

どの方も「相談先を持つことで安心したい。」に行き着くと、私は認識しています。
不動産における安心とは解決です。現実への対処がお仕事です。

私は、初回のサービス説明の際に伝えていることがあります。
不動産は知ると物件条件が変わるという事実です。
実際に私と話して物件条件が変わらなかった人はいません。
考えていることと物件条件が一致していないことに、お客様が自然と気付くようになるんです。

それともうひとつ大事なこと。
不動産は知ってから考えると、こだわるほどに金額が下がるものだという真実です。

やりたいことやこだわりは、言うほどにオプション工事が追加されたり、広さが必要になって金額が高くなるイメージがありますよね?

でもそれ、打ち明けている相手は金額が高くなることで利益を多くもらえる立場の人ですよね。
お仕事の役割が受注単価を上げることなのですから、当然ですよ。

不動産コンサルタントで気を付けてほしいことが1点あります。コンサルティングを仕事として請け負っているのに無料の場合は要注意!

お相手のビジネスモデルは?収益はどこから?
不自然なお金の流れ、見えないお金の流れにこそ、無駄な支払いが隠れています。

プロの味方を決める時ほど、普段のお仕事で働かせている『ビジネス脳』をオンに!

 

頼む前のワンステップ

このように、分かってしまえば払わなくて済むことはたくさんあります。
分かっていればお金を適切に使って期待したはたらきをしてもらうことができますよ。

使い分ける最初のステップは、相談がしたいのか?物件案内をしてくれればいいのか?のご自身の気持ちを確認してみてください。

相談に乗ることで効果を提供するのがコンサルティング。
物件取り引きを安心、安全に行なうのが仲介業務です。

物件探しの前に不安がある時には、不動産屋さんに行く前に私にお声掛けください。
相談で防げる損の金額の大きさは、起こる前に知るとおもしろいものとして覚えておきやすいというメリットも生まれます。
起きてからの損や失敗は、ご自身の人生の汚点としての記憶です。
同じことを覚えておくなら、「こんな損を回避できた!」という自覚をもった行動結果のほうが、家族やお子さんに伝えられるものが増えるんですよ。

見せる≪親の背中≫
私は、楽しくて頼もしくてカッコイイものであってほしいです。

私は実家と呼べる家がなくなった際に、親に対して何年間も酷いレッテルを貼っていたことがあります。
それまで両親に対して好意的だったゆえの反動ですかね。

今回の内容で、少しでもコンサルティングの存在価値や必要性が伝わっていたら嬉しいです。

賢い暮らしには、諸費用の準備や住宅ローンの組み方だけではありません。
ご夫婦の価値観に基づいた状況把握と、それに合わせた不動産知識の応用が必要です。

ネットや本で情報を収集してから考えるより、私と話したほうが早く答えは見つかり、損や失敗を防げます。
状況に合わせた不動産知識の応用、不動産業者との円滑なやり取りサポート、なにより家族会議のサポートを得意とするほど『意見の掛け合わせ』ができることが私の強みです。

不動産会社、営業マンに不安がありましたら、私がお役に立てます。
きちんと仕事を果たすための本気のセカンドオピニオンです。
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【不動産の家庭教師】
嶌田 竜也

保有資格
相続士(認定永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト

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