新年、明けましておめでとうございます。
1月4日より本年は始業させて頂きました。
有り難いことに、初日からご予約を2件も頂いておりまして
幸先の良いスタートとなりました。
色々な形で認められている実感
1つは、不動産会社から。
今後、継続的なサポート体制をしてほしいというご依頼に基づく商談。
1つは、一般の方から。
お困りごとに対して弊社が出来ることの打ち合わせ。
お客様にとって必要な形でのオリジナルサービスの考案とご提案。
私の≪住まいを決める≫とは『ご夫婦が納得すれば良い』というものではありません。
『家族が、場合によってはご親族の誰もが納得し、損も嫌な思いもしないこと』です。
そのことを私の話しから感じ、汲み取ってくださったお客様がご相談くださいました。
相続対策の前に気付いてほしいこと
≪お客様のご要望≫
家族も、親族にも配慮をしたい
でも、自分たちの望む生き方や暮らしも遠慮しない家族会議にするには?
聞けば、相続が絡む大きな問題。
でも、お客様は不動産会社や相続対応の専門家などに施策を講じてほしいわけではない。
むしろ、その前段階の何かが必要だと気付いていたそうです。
けれど、相談先が見付かっていなかった。
不動産や相続がわかるけれども、コミュニケーションの大切さがわかっている人を探していた、と。
その相談先に私を選んでくださるなんて、本当に≪嬉しい、有り難い限り≫としか言いようがありません。
相続とは、本来、そういうことなんですよね。
施策としての対策ではなくて、家族が家族として話し合える対策が何よりも最優先事項なんです。
そこを見誤れば、誰かが何かの利益の確保に回ってしまったり、それに気付けなかったり…
お客様の想いを聞くほどに、ご夫婦お二人ともとても純粋な想いで悩まれていました。
周りへの優しさと、自分たちのこれからの夢、展望の調整が難しい、と。
夢はあっても財産に欲がない
誰かに譲るだけにすると誰かに責任が、しわ寄せが生じる…
ツラいですよね。
オリジナリティと『守りたい』という想いの両立。
まさに、私が携わりたいご相談内容です!
答えを出すだけは最大の驕(おご)り
どんなに崇高なコンサルタントだろうと、他人様の生き方に答えを出すなんて
私は人として不遜だと思っています。
何時間、語って頂いても何十年分もの過去、経験を真に理解するなんて
どんなプロフェッショナルでも不可能です。
本人にしか出来ません。
どんな辞書を引いても、『コンサルタントは答えを出すもの』とは書いていませんからね?
自分の仕事の在り方を辞書で調べているコンサルタントって実は少ないです。
依頼する前に、きちんと質問してみてください。
それだけでも、信用に足るか否かが見えるものです。
つまり、ご本人たちでプロフェッショナルの考案のための思考回路を理解して頂くことが最善のサポートです。
それを誰にでもわかるように解説(アウトプット)できるのがプロフェッショナルです。
自分だけが体現できることで成り立つのがスポーツではアスリート、会社員ではプレイヤーですよね。
オリジナルコンテンツを考案するのは楽しい
今回は、普段のサービス形態では不要なことまですることになります。
結果、料金が高くついてしまいます。
つまり、私だけが得をする図式が出来上がってしまいます。
その旨を説明したうえで、通常の全体像の説明と今回、必要なものだけをどのように抽出するのか
そうしたうえで、頂きたい金額をご提示させて頂きました。
夜に改めて、コンテンツ内容、項目の一覧表を提示させて頂いたところ、大変喜んでくださいました。
その方のためになることが見えているサービスを練り上げるというのは、決裁者冥利に尽きますね!
どんなコンテンツを用意したのか
3回のセッションに分ける形でご提案させて頂きました。
①自分とパートナーを知る≪価値観の違いも共有するマインドセット≫
②ご親族とのコミュニケーション≪自己表現となるアウトプットと、聞きづらいことも話してもらえるヒアリング≫
③親族でまとまるための役割分担とチーム編成≪個性と資質の活かし方と、物事の成り立ちと流れ≫
それぞれ6つほど章を用意しまして、その内容もお伝えしました。
ワークをいくつも用意したので、分かった気になって終わりではありません。
基礎とコツを掴むところまでご一緒させて頂きます。
状況の変化や、ご親族の意見を聞いて柔軟に対応しなければならないのが現実です。
だからこそ、セッションで答えを出し切った気になってしまうと答えに固執してしまい、上手くいくものも上手くいかないんですよね。
私にとって、お客様に自分自身のプロフェッショナルになって頂くとは、柔軟さと応用の感覚を身に付けて頂くことです。
そうすることで専門家と対話が出来るようになることを知っていますから。
このブログは、エンドユーザーの皆さんが損や失敗をしないために。
各業界の担当者には『お客様の信頼に誠実な対応で応える一つ』として書いています。
コメント