相続相談もお客様が知ることから。不動産の家庭教師の嶌田(しまだ)です。
今回は新型コロナ騒動で増えてきております相続のご相談のひとつ。
不動産評価の見直しと、処理や考え得る活用方法のすべてを提案してほしいとのご依頼。
「この不動産の、いろんな可能性を知ってみたいんだよね。」
無機物である不動産に可能性という生き物を見るような期待って、私は大好きです!
相続対策や処理は、税理士や不動産会社に決められたかのような話しぶりに不満や悩まれている方々が実は多くいらっしゃるんですよ。
相続処理の失敗は税理士の問題が、かなり大きな部分を占めているんです。
税理士さんの見極めの基本を今回はお話ししたいと思います。
余談
物件調査で遠方地まで行ってきました♬
快晴に足を運べて、本当によかったです。
電車の車窓から飛び込んできた畑。思わず一枚。
その後、程なくして予期せぬ景色!
富士山まで拝むことができるとは。
見定める3つのチェック
①物件解説には調査行動が伴っているか?
②価値が変わらない不動産の特徴を知っているか?
③相続税を収めるためだけの視点になっていないか?
相続のお仕事に誠実に対処している人は、不動産会社とチームを組みます。
何度も目の当たりにするから知っているんです。
物件調査して解説できることはなくても勘が働きます。
「これ、不動産会社さんに声掛けないとリスクあるな。」
資料は親族間を表す
お客様から本件の税理士が作った資料をお客様から手渡されました。
日付けを見ると、相続発生前から着手していることは分かりました。
相続対策をしていたんですね。
・・・1年前から、ろくに調べもせずに資料不明なまま放置。
お客様と税理士は付き合いがありますから、悪く言うことはしません。
私が動いてみれば分かることがあるから黙っていました。
物件住所と周辺地図さえされば、不動産業界の人間ならば誰でも十分なんですよ。
1年経っても資料に不明点があることに、ご親族間の問題が現れています。
相続は、それぞれの人に考えがあるもの。
ですが、情報開示は協力しなければ全員の首が締まっていくものでもあるんです。
お客様が相続手続きの舵取りをする身ゆえに、とても困っていることが伝わってきましたし、割に合わない目に遭っていると分かりました。
相手の説得なしで出来ることが見付かる可能性こそ、物件調査です。
相続は隠したもの負け
申し訳ないですが、不動産情報は隠すだけ『無駄と損と敗北』の一途ですからね。
経験数3年以上ある人間が調べれば、すべて明るみに出ますよ。
トランプゲームの『七並べ』じゃないんです。
資料を切り札のように持っていても無駄。
物件調査して様々な可能性で複数のルート出しをすれば、リスク排除と解決は終わるんですよ。
無駄なあがきによるリスクで重いことは、親族からの評判です。
「いい大人が見っともない欲のかき方をした。」
今後の肩身が狭くなることにあります。
その人だけなら良いんじゃないですかね?
ただですね、子ども、孫、ひ孫・・・延々と続く
その覚悟はありますか?想像をしていますか?
そう問いたくなります。
事情を聞くほどに衝動が・・・
お逢いして事情を聞き終わった頃にお客様に言われました。
「アクティブな感じがイイね。」
どの人にも相談には、つらい心情があるものです。
ご相談者が相手から受けている不動産の損は、素人戦法だと分かります。
聞いてる段階で、どんなことを調査して押さえどころは何んだ?
確実な解決方法のためのルートが思い浮かぶんです。
ウズウズして仕方がないんですよね。
「今からでも現地調査行きたい!」という衝動に駆られます。
好奇心を隠せてないお子ちゃまのようですね、私は。
調査業務がおもしろい
市役所って、記念感覚でいつも撮ってしまうんですよね。
最近は、あちこちの街の市役所庁舎が綺麗に建て替えられているなぁと思います。
今回の街も立派でした♬
建物を見るのは愉しいです。テンションも上がります。
ロビーの展示物を見るのも楽しいです。
どんなに深刻な問題であろうと、大きな問題ほど頭は柔らかくして臨む。
私なりの仕事前の整え方です。
あれ?これ(左)って、自分で顔はめてセルフで撮る流れですか!?
やっぱり役所調査は、おもしろいなぁ。主旨違いですね(笑)
共同相続人が、税理士に意地悪して明かさない資料や取り決めが、どんどん明るみになっていきました♬
意地悪な目論見を崩壊させて、円滑な道にならされていく・・・こういうの堪らなく好きです。
案件は現場で起きている
不動産調査もやらない、誰ともチームを組まない、通知書通りにしか計算しかできない税理士は相続案件を一切してほしくないですね。迷惑なだけです。
調査してみたら、出るわ出るわ・・・相続税の算出見直し根拠。
不動産の評価額が半額になる根拠。
「相続って受け取る財産は変わらないでしょ?」
そう思っている方もいるかも知れませんね。
相続における不動産は課税額が変わるだけでありません。
あなたが受け取る財産の総量が変わるお話しが隠れていることがあります。
不動産の相続は机の上だけでは分からないことがあるんです。
机の上だけで仕事をした結果、相続財産の見解違いが原因でお客様が不当な目に遭っているとか、士業の意味と価値ってなんでしょう?対価って、お金ってなんでしょう?
士業や『先生』と呼ばれている職種が偉いとは私は思いません。
相続専門の行政書士さんの話しを思い出します。
「調査や訪問どころか必要書類ずらっと並べた紙を渡すだけのところは半分くらいありますよ。他業務や実務に慣れていないと難しいんです。」と呆れ口調で教えてくださいました。
皆さん、相続チームづくりは本当に人の見極めを大事にしてください。
間違っても「親の会社の帳簿をつけてくださっている税理士さんだし、そのままお願いしよう!」とならないでくださいね。
おさらい
見定める3つのチェック
①物件解説には調査行動が伴っているか?
②価値が変わらない不動産の特徴を知っているか?
③相続税を収めるためだけの視点になっていないか?
その地域ごとに、専門的に相続手続きを普段から取り扱っている税理士さんはいらっしゃると思います。
まずは、相続手続きを専門的に行なっている税理士さんを探すところから!
インターネットを上手に活用してください。
賢い相続手続きとは、通知書から計算してもらうことだけではありません。
ご夫婦の価値観に基づいた状況把握、不動産の状況把握、それらに合わせた不動産知識の応用が相続対策から相続手続きまでには必要です。
ネットや本で知識だけを情報収集してから考えるより、私と話したほうが早く答えは見つかり、損や失敗を防げます。
状況に合わせた不動産知識の応用、不動産業者との円滑なやり取りサポート、なにより家族会議のサポートを得意とするほど『意見の掛け合わせ』ができることが私の強みです。
不動産に不安がありましたら、私がお役に立てます。
きちんと仕事を果たすための本気のセカンドオピニオンです。
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【不動産の家庭教師】
嶌田 竜也
保有資格
相続士(永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト
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