「家は資産になるから」と言う営業マンからは買わないこと!

お役立ちヒント

基本ロジックを知ると、営業マンの質は分かるようになるものです。

どんな業界においても言えること。

それは、『同じものを買っても担当者によって上手に使えるかは変わる』

 

情報や思考の有益さの違いってことですね。

今回は、自宅の購入動機について。

営業マンの見分け方としてお話ししますね。

 

家は資産になるから

この決め台詞を言う営業マンは、本当に多いですよねぇ。

呆れます。

 

ちょっとした例を。

3,000万円で買ったマンション。

30年後に売ったら1,000万円だった。

 

東京なら、まだこの価格でしょう。

地方なら500万円、300万円の可能性も…

 

これ、資産ですか?

 

いいえ、違います。

資産の定義は、額の大きさで変えない

これが損をしないコツです。

 

この例題を資産とすると、400円で買ったマンガ。

数年後に、古本屋で50円で売れた。

だからこれも資産だ、となってしまいます。

その為に、何千万円分も買い込みますか?

 

資産とは、買ったお金と同等か、それ以上の価値になる可能性の高いもの。

つまり、お金を生み出すものが資産。

そう定義することが資産形成の第一思考です。

 

もう一つの資産形成思考

家賃が勿体ない。

これも、多く聞く動機です。

 

ちょっと冷静に考えてみましょう。

 

毎月12万円が返済額なり、賃料としましょうか。

賃貸

敷金・礼金、1ヶ月ずつ。

条件+2ヶ月分の賃料が速算式。

契約金は、約50万円

 

購入

毎月12万円は約3,000万円の物件。

諸費用は、物件価格の8%が目安

契約時の必要額 約240万円

 

この差額190万円。

保証の付いた海外資産運用での30年後。

試算したことは?

何千万円になるか、ご存知ですか?

 

さらに言うなら

最適立地で選んだか?

将来の値上がりを期待、タワーマンション

毎月18万円の返済

 

無駄な欲の無い、治安の良い住宅地

毎月12万円の返済

 

将来の値動きなんて、誰も決められないもの。

不動産には、経年劣化・減価償却があります。

不動産は価値が下がるものとするのが大前提だということです。

減価償却は、国が認めた価値が減少するものという定義です。

 

値上がりするから買おうとすることがオススメできないのです。

価値が上がる、なんて言葉は実権を握った人にしか、本来は発言権が無いと思いませんか?

 

つまり、自宅における不動産は資産として捉えるより、消費物として捉える。

すると、全くの別視点や広い視野になることをお伝えします。

 

30年後。

結局、値が上がらずに順当な価値の下落となった…

 

この毎月6万円の価値って?

30年で2,160万円も多く支払った意味は?

ここに利息も加算されたわけで、実際はもっと多く支払った…

 

値上がりしないと分かっていたら12万円の家で十分だったなら…

他の資産形成に回すお金の余裕は、そんなに無かったなら…

 

これが、『将来、値が上がると思う立地でのお願い』を私は請けない理由です。

お金の為に自宅を選びたい方のお仕事を請けない理由なのです。

 

この毎月の6万円。

保証の付いた海外資産運用での30年後。

試算したことは?

何千万円になるか、ご存知ですか?

 

弊社は、なんの商材の推薦も販売もしません。

今回の内容は、どんな資産形成商品でも構わない『お金のお話し』です。

 

こういった考え方を私は教えています。

 

つまり、一生賃貸でも損をしない暮らしは出来る。

そういう話しです。

 

あ!

ちなみに、私は自宅は購入派であり、現在の住まいは持ち家です。

普段から口にしているもので勘違いされます。

「嶌田さんは、賃貸派だからなぁ」

 

勘違い、思い込みって怖いですよね(笑)

『損と勘違いの無い購入をサポート』

それが、弊社のサービスです。

 

なんで誰も教えないのか?

不動産会社にとっても、誰にとっても共通すること。

『仕事』とする人には、誰の得にもならない話しだからです。

 

不動産屋さんは、物件を買ってもらってこそお金がもらえます。

それまで、どんなに尽くしても他社に行かれたり、買うことを止められたら…

そうなれば、それまで掛けてきた時間や努力は水の泡です。

1円の足しにもなりません。

 

引っ越し業者さんも、家具屋さんも、通信業者さんも関係します。

不動産が動くことで大きなビジネスチャンスが生まれています。

 

大袈裟な言い方ではなく、不動産業は経済の起点になっているんですよね。

だから、政策にも取り入れられ、政権の支持の安定の一手に数えられています。

 

本当の意味で、冷静に賢くなられては困る人の方が、圧倒的に多いんです。

 

利益を得る人にとっては、チャンスを潰される情報だからです。

こんなチャンスって、なんでしょうね?(笑)

『仕事』をはき違えては、いけません。

 

本音は味方が居なくなると思い込んでいるからです。

確かに私の情報はビジネスでは非効率です。

でも、既存の在り方は不誠実です。

 

私は裏を返して考えた結果が、今のサービスです。

 

こんな嶌田の味方につくことができる思考と情報をお持ちのスペシャリスト。

そういった彼らだけが一緒にお仕事をしてくれるようになりました。

 

誰かを嫌う必要はなく、選ぶ必要もありません。

好いてくれる人が必然的に良い仕事をしてくれるんですよね。

そうなるためにも、ご自身もまた在り方を意識してみることをオススメしています。

世界が開けますよ。

 

今回のような話しが、情報のチカラ、知識と実態の掛け算です。

コメント

  1. Rise渋谷 より:

    そうなんですよね、財務諸表で考えると、減価償却と支払金利は、経費となりますから、家賃との差額がどうかな、って部分もありますし、
    貸借対照表では、取得額(購入額)で記載されるので、資産と負債のバランスは金額は同じになりますが、「時価」で数字入れ直して見ると負債の方が大きくなるケースが多いですよね。

    ということは、不動産買った時点でその部分については、債務超過となるのです。
    新築ならなおさらです。

    • 不動産の家庭教師 より:

      貴社、ホームページを拝見させて頂きました。

      財務の専門家より、このようにコメントを頂きまして、大変嬉しく思います。

      帳票に起こした場合でも同じことが言えるとを、文章をすぐさまに資料に置き換えるシミュレーション能力に専門性と仕事の質を感じました。

      ありがとうございます。

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