板橋区教育委員会に寄贈

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私は、NPO法人 ポジティブ フロム ジャパンの『いじめ、貧困、災害などで苦しむ人々を救う』活動に賛同し、正会員としてサポートさせて頂いています。

 

先月、10月1日には八王子市100周年記念の式典では、大勢の前で私たちの活動を表彰して頂きました。

 

そして昨日、11月2日、板橋区教育委員会 学務課にて、中川教育長を通して、板橋区のすべての小中学校へ私たちが推薦する著書『どうぞ!ALS患者からYOUへ』(以下、『どうぞ』)を寄贈して参りました。

 

学務課を訪れると教育長室へ

 

本を直接手渡ししている記念写真を1枚、パシャリ。

着席すると、中川教育長から『11月8日の校長会で本の説明をしたうえで、各校に渡します。』と、既に配布予定が直近で決まっていることを教えてくださいました。

 

私は席に着くなり、すぐに気になったことがありました。

中川教育長がお持ちの『どうぞ』には、いくつもの付箋が貼られていること。

このページのトップの写真は、中川教育長のものです。

 

それほど読み込んでくださっていたということです。

それだけで、もう嬉しかったです。

 

対談は、大深理事長から話しを切り出されます。

 

5年前、任意団体から始まり、NPOとなって3年。

これまで遠方にこそ寄贈活動を行なっていましたが、今後は23区にも取り組んでいくこと。

 

そして、板橋区立徳丸小学校での六年生に向けた特別講演を3年連続で講演依頼を頂いているお話しに移り、その講演後に子供たちが書いた感想のお手紙を、中川教育長に読んで頂きました。

 

大深理事長が開いて見せた手紙は、教育現場では表に出てきにくい、書いた子どもの真実と心境。

 

それに目を通した中川教育長の目が見開かれます。

すごく心が痛んだのだと思います。

 

2通ほど、コピーの許可がほしいと。

この現実もまた、校長会で本と一緒に伝えたいとのことでした。

 

大深理事長から、この本は保健室に置いてほしい、保健学級の子の手に渡ってほしいと願っていると、一言添えられました。

 

会員は、全員が本職を持っている

 

中川教育長は、同席していた私たちにも普段の仕事は何をしているのかの質問をしてくださいました。

この時、お渡ししていた名刺はNPO法人におけるものだったので、気になったのでしょう。

普段、どのような仕事をしている人間が、ボランティアとして正会員活動まで行い、この場に同席しているのかが。

 

同席していた比留間さんは、板橋区にて代々薬局を営んでいらっしゃる家系。

薬剤師としての活動で小学校から中学校になる多感な時期の子どもに向けた薬物乱用の怖さの講演をしていることを話されていました。

 

板橋区の薬剤師会の理事をされているからこそ、活動できることがあります。

 

私は購入準備のコンサルティング…と言ってもわかるものではありません。

不動産屋さんに行く前に家族で話し合っておくことまでも整えるコンサルティングをしていると伝えました。

 

夫婦のコミュニケーションが及ぼす子どもへの影響は大きなものであること。

だからこそ、夫婦カウンセリングから始まり、夫婦のコミュニケーションのコツさえも伝えるコンサルティングが特徴であることす。

 

子どもが、いかに親の背中を見ているかを、15年の不動産販売の経験から知っています。

その経験から伝えたいこと、知っておいてほしいことがあること。

 

話しは思わぬ展開に

これまでの経緯や、その場に居る人間の話しが終わったところで、ショートムービーにも目を通してもらうことにしました。

著者のマカさんが、どのような想いで、何を発信する講演なのか。

 

・・・すると、中川教育長は、そのショートムービーも校長会で流したいという申し出が。

 

そして、『著者のマカさんに講演をしてほしい!』

その講演の場というのが『板橋アカデミー』というものだと言うのです。

 

中川教育長は、就任から毎月『板橋アカデミー』というものを開催しているそうです。

参加対象者は、教職員、学務課の所員など教育に関わる様々な方。

150~200名もの方が集まるそうです。

 

毎回2時間ほど、ゲストに講演して頂いたうえで、その議題・テーマについて討論をするものだそうです。

 

私は講演を聞いて終わりではないというところが、素晴らしいと思いました。

 

大人が変わらなくてはならない

中川教育長は力強く言います。

『大人が変わらなくてはならないんだ!!』

『大人にも聞いてほしい!』

 

大深理事長から、ムービーについても講演のスケジュールについても、マカさんの意向や都合も確認のうえ、お返事をさせて頂くことになりました。

 

今回の寄贈の場面に同席して、私は大きく認識を換えさせられたことがあります。

それは、『教育長』という方に対するものです。

 

これまでは、会ったこともないのに勝手に『事務的な采配、応対をする人』と決めつけていたのです。

 

しかし、中川教育長を通して、人間性が素晴らしく、熱い想いと深い心を持っている方が就かれているものだと肌で理解しました。

 

帰り際に、この感想を私が口にすると大深理事長も、比留間さんも言いました。

『そうなんですよ!どの地域の教育長も素晴らしい方々ばかりが就任されているんです!!』

『こういった方が地域の教育や行政に働きかけてくれると思うと心強いばかりですよね。』

 

こういった方々に認められて『どうぞ』が受け取られ、各学校に行き渡っていく・・・

 

これを想像しただけで、私は、これまでになかった≪信じられるもの≫を感じられるようになりました。

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