自宅購入に不動産コンサルタントって必要?

お役立ちヒント

物件を見る前に600万円以上の損を防ぎ、夫婦円満が続く秘訣もコンサルティングする、不動産の家庭教師の嶌田(しまだ)です。

不動産コンサルティングと言われると、投資用不動産の話や相続などの土地活用の相談先をイメージする方が多く、これまで自宅の相談、それも家族の話し合いにも対応する専門家はいませんでした。

自宅の専門家と言えば建築士や設計士、インテリアコーディネーターなど、物質的な相談やデザインにおける相談を専門とする方々はいます。

今回は、自宅購入におけるコンサルティングの必要性について触れてみます。

 

そもそも不動産コンサルティングって?

一言に不動産コンサルティングと言っても、実は多岐に渡り得意分野が違います。
ざっと挙げても上記のようになります。
まだまだ特殊なサービス分野もあるでしょう。

どこに相談したらいいのかに迷ってしまうからこそ、専門性の確認をしてみましょう。

不動産会社が、住まいも投資用の物件も扱っているというだけで何が得意なのかが不明確なのと同じ。
コンサルティングにおいても、特化している部分が何かをきちんとお客様側が把握していなければ、『できないことはないけれど、特別得意なわけではない会社』にお願いしてしまい損をしてしまうこともあるんですよ。

弁護士や税理士も同じですよね。
どんな職業でも、自身が求めている分野を得意としている会社に依頼をしてくださいね。

私の不動産トラブルバスターの経験からすれば、離婚が得意と言っている弁護士が交渉上手ではあっても不動産の処理については簡易な手続きをしてしまい、何百万円も損を生んでいる相談を何件も寄せられています。処理や決着の早さを優先してしまう結果です。

何が得意で何が得意ではないのかを明言している専門家のお探しをオススメします。

そして、専門でない分野をひとりの士業(弁護士や税理士)に丸投げしないことが損や失敗を防ぐひとつですよ。
大手だから安心に士業も不動産業もどんな業界でも皆無な時代なんですから。

損や失敗をしたくないなら必要

いつの時代も、テレビなどマスメディアで不動産トラブルが取り上げられています。
なのに、損や失敗が後を絶たないのは何故でしょう?

それは、お客様が自分たち夫婦の価値基準の照らし合わせ方や定め方、物件の正しい判断基準のお手伝いを率先して行なう人がいないからでしょう。

「こういう暮らしがしたい」
それを叶えるであろう物件条件や間取りは思い浮かびますよね。
でも、生活の変化への対応とお金の使い方、それに対応した住まいの考え方までサポートする専門家とは出会いにくいでしょう。
不動産会社の担当者は、お金の勉強をしていない人が多いのが問題です。
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーは、不動産の実情は分かりません。

不動産の実情のひとつとしては、お客様にきちんと不動産や住宅ローンを理解して頂いてから、具体的に予算決めや物件のご提案をしていないのが現状です。
お金の基本を教えてくれる不動産会社の接客担当者との出逢いは、ご友人を含め何人ができているでしょう?

宅地建物取引士の国家試験では、暮らしのお金については只の1問も出題されません。
そういう接客担当者に物件を案内してもらって人生で最も高いかもしれない買い物を決断します。

成約までの時間が長くなれば不動産会社としては経費が掛かったり、他のお客様に対応する時間が減るのは当然のことです。
自宅の購入というのは理解するほどに《考えていなかったこと、話し合っていなかったこと》が驚くほど出てくるので【今、買いたいという気持ち(購買意欲)】が確実に冷めます。

これは営業行為とは相反する現象ですね。
だから結局、適切な時期での購入に至るケースが0に近くなり、一般エンドユーザーにだけ損や失敗が生じます。

昨今では物件情報だけでなく、不動産知識もフリーマガジンやインターネットでも情報は得られます。
問題は、それがお客様に適した情報か否かは別だということ。

無料の情報には、情報提供者や情報誌に掲載料を支払っている不動産会社の思惑が必ず含まれていて、それを読んだ方に取らせたい思考、行動のための文章構成になっています。

お客様は自分が気に入った知識を身に付けてしまい、自分に適した考え方からかけ離れてしまうことがあります。

最悪な場合、間違った知識や考え方が身に付いてしまい、どこの不動産会社へ訪れても面倒臭いお客様として扱われ、知らず知らずのうちに相手にされなくなり時間だけが過ぎていきます。
本当に気を付けてくださいね。

不動産会社からは好まれない

私は不動産業界で18年目を迎えようとしています。
不動産仲介会社では約10年勤めてから起業しました。

なぜ、お客様の味方であるコンサルタントが不要なのでしょう?

不動産会社の売りたい物件を買って頂けなくなるから・・・?
担当者の知識レベルが明かされてしまうから・・・?

いいえ。
答えは『希望エリアに存在しない理想だけの物件条件を言うから』です。
私が不動産会社の立場であっても、そんな不動産コンサルタントは好きになれませんね。

不動産は、地域により特性があります。
それは地域の歴史と行政の街づくりが形成したものであり、普遍的な知識では追いつきません。

販売経験で得られる地域特性を読み解くスキルが必要です。

けれど、販売経験が中途半端なコンサルタント、もしくは不動産仲介業務の経験が無いコンサルタントが入れ知恵をすると目も当てられません。
現実に反する希望をお客様が負い続けてしまい、結局はお客様の足を引っ張ることがあるんです。

私がしたいことは『こんなお客様が来店してくれたら接客が楽で嬉しいな』というお客様になって頂くことです。
・買いたいエリアの現実に則した物件条件や間取りである
・地域相場に合った予算を把握できている
・今後の資金計画に余裕がある購入予算で検討している

接客担当者としては、希望条件を検索すれば良いだけです。
接客の苦労がほとんどないので、不動産会社の営業マンとしても喜ばしい限りでしょう。

接客担当者が思わず優遇してくれたり気を利かせたくなる『業界理解者』こそ、損や失敗を受けにくいものです。

納得のための第一歩

それは意外にも、お客様がお客様自身を把握すること。
そのうえで、プロに自分を伝えられる自己表現が的確に行えることです。
いつも言っているのは『きちんとオーダーできること』です。

今、本当に必要な存在は、お客様と物件を繋げる担当者ではありません。
お客様の価値観を守りながら最適な物件探しを考えながら行えるプロではないでしょうか?

賢い暮らしには、諸費用の準備や住宅ローンの組み方だけではありません。
ご夫婦の価値観に基づいた状況把握と、それに合わせた不動産知識の応用が必要です。

ネットや本で情報を収集してから考えるより、私と話したほうが早く答えは見つかり、損や失敗を防げます。

状況に合わせた不動産知識の応用、不動産業者との円滑なやり取りサポート、なにより家族会議のサポートを得意とするほど『意見の掛け合わせ』ができることが私の強みです。

不動産会社、営業マンに不安がありましたら、私がお役に立てます。
きちんと仕事を果たすための本気のセカンドオピニオンです。
料金以上の価値と効果を求めてお問い合わせください。

メール:lifecoordinator.co@gmail.com

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【不動産の家庭教師】
嶌田 竜也

保有資格
相続士(認定永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト

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