背筋に芯が通る言葉との出逢い。企業価値を算定する『第三者算定機関』からのお誘い。

ブログ

今日は、株式会社プル―タス・コンサルティングからお声掛け頂き、個別情報交換でオフィスにお邪魔してきました。

企業価値評価・算定のプルータス・コンサルティング公式サイト
株式会社プルータス・コンサルティングは、企業価値算定のコンサルティング会社です。M&A・組織再編、ストックオプションや新株予約権を活用したインセンティブプランの設計、エクイティ・ファイナンス、ベンチャー企業へのコンサルティング、事業承継に関...

 

M&Aにおいて、買い手・売り手どちらにも付くことのない第三者算定機関として企業価値を算出する公正な立場ゆえに担える業務を行なっています。

 

数々の有名上場企業の株価算定を幾度となく行なっています。

 

最も驚かされることは、『第三者算定機関において、唯一、判例を持つ企業』だということでしょう。

 

企業と株主、企業同士における裁判。

ここで企業価値の算定がとても重要になってくるのです。

 

裁判の結果を大きく左右するもの。

算定会社としての評判を落とすリスクが大き過ぎます。

ゆえに、仕事を請けないのが当たり前の案件なのです。

 

さらに、判例を持つだけでなく東京地裁から算定依頼をされる企業

その算定根拠と公正さはお墨付きです。

 

ある裁判にて、大手証券会社が算出したものが認められず一審では敗訴。

しかし、二審にて算定を受け持ったところ、信用度の高いものとして認められ勝訴しているのです。

同じ算定額であったにも関わらず、です。

 

普段から、誰の肩も持たない公正さがあるからこその信用度の高さ。

 

そんな企業と個別でお話しできる貴重な機会。

1時間、時間いっぱいまで対談させて頂きました。

 

大変勉強になりました。

私はレッスン受講者には、お金や資産形成について、お伝えしています。

その話しの根幹と、今回の企業価値を定めることは通じるものがあると、密かに手応えを感じました。

資産も価値が定まってこそ意味を成すもの。

当然に通じるのでしょうね。

 

また、会ってお話ししたいと言って頂けたのは、嬉しかったです。

先程、今週末に再度、お逢いすることが決まりました。

今度は、ランチをご一緒しながら。

とても共感したこと

クライアントや案件の規模によって依頼料を変えないスタンスであること。

大手評価機関なら数百億の依頼料となる案件。

それをタイムチャージでの応対とすることで、依頼料を数百分の1に抑える提案を平然と行った事例には感服いたしました。

 

一回の案件で多額とならない配慮。

顧問契約をしないことで相談がない時には支払いが発生しないメニュー設計。

 

話しを直接聞くことは、やはり理解が早く深くなりますね。

正直な話し、今が上手くいっている企業であるとか、私の中では評価対象外なんですよね。

 

対面して、血肉の通った言葉で相手を知りたいだけなんで。

ホームページも、代表の挨拶文だけ目を通しただけです。

下手な固定観念となる事前情報は入れないほうが、私は好きなんです。

 

あとは、代表挨拶文と対談や現場の空気が伝えてくるものとの整合性を診たいんですよね。

 

1時間が、あっという間。

本当に充実した時間となりました。

 

沢山の専門用語を知った中で

今回の情報交換の中で最も心に留まった専門用語あります。

『フェアネス・オピニオン』という言葉。

 

セカンドオピニオンなら耳にしていますが、これは初めてでした。

海外では当たり前のようです。

 

日本では、企業価値の算定価格は役員会議においては参考資料程度に留まり、あとは役員たちで妥当と思われる価値(価格)を定めることが珍しくないそうです。

私には、効力範囲がとても小さいと受け取れました。

 

しかし、フェアネス・オピニオンは算定価値をいじらないことで、株主との紛争、疑念を避け、裁判においても公正な企業運営に基づいている証しに繋がる大きな役割と効力を持っているようです。

 

これは、私自身の仕事のモットーと言いますか、在り方の主軸としてのパワーワードにしたいな、と思いました。

誰の肩も持たず、専門家が見ても公正であると言える判断、提案、提言。

 

クライアントが、私利私欲に走った注文になりそうになることは珍しくありません。

「誰の味方なんだ!!」と叱責されても、私はこう断言すると決めています。

「誰の味方でもなく、誰も損をしない取り引きの実現にしか興味が無い。」と。

 

正も義もない言い分を言われた時の私は厄介ですから、お気を付けくださいね(笑)

 

自分の肩だけを持って欲しくて、誰かの損や不幸に関心を持たない人をクライアントとしたくありません。

クライアントが企業を選ぶように、企業としてクライアントを選べる立場になるために私は独立したのです。

 

幸い、先ほどの叱責をするような注文、クライアントとは仕事をしていません。

ご紹介者の皆さまに感謝しかありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました