不動産屋さんに尻込みする必要なし!
ちょっとした知識だけで勝てるものだということを今回はお伝えしたいです。
本日は、ご実家が地方のお客様からの対面でのご相談。
ご実家のテナントの貸し出し。
ご相談で伝えた内容は…
気を付けるべき点
効率を下げない募集方法
募集図面のチェックポイント
尻込みしなくて良い
息子さんが相続することも視野に入れてほしい、と。
話しが早くて幸いだったことがあります。。
息子さんはご自身が契約者として、自身の事業でテナントを借りていること。
そのテナント契約の経験をなぞりながらセッション。
喜ばれたのは、いかに息子さんの今の契約が借主(息子さん)にとって有利かが分かったこと。
(その貸主さんには、頼んだ不動産屋さんの不備として可哀そうですが・・・)
その契約を元にすると、貸主の立場になった時、隙が在り過ぎることがわかったこと。
この2点が分かったおかげで、弊社の力量を喜んでもらえました。
セッションは、問題の原因の解説、解決のための解説まで。
その後のフォローは無くても解決できるレベルまで、すべて解説しています。
不動産屋さんが、どういった対応・反応をしたら、どう切り返すと良いか?
仕組みと、大元の考え方が分かれば、実は誰もが最適な対応が出来るものです。
『一般の方がプロと対峙する』
そういうと大変だと思われると思いますが、お客様のお話しはどんなものでも局所的。
つまりは、ちょっとした知識だけで済みます。
どんなに不動産屋さんが言葉巧みに、言葉多く発しようと無駄なものは無駄です。
無駄な言葉が聞き分けられたら、子どもを叱るようなものです。
言い方に気を付ければ襟を正してくださいます。
「知識がないから」と尻込みだけはしないでくださいね。
気を付けるべき点
それは、契約内容が貸主・借主のどちらかに偏っていないか?
まずは、この点です。
ここから意図や不動産屋さんのスタンスが読み取れます。
契約内容への違和感や不安は常に『我慢』が心に生じているんです。
その我慢は、なぜに必要なのかをきちんと不動産屋さんに聞きましょう。
説明の無い特約や覚書ほど怖いものはありません。
オーナーの個人主義が強い内容が平気で盛り込まれることもあります。
「そんなの知らんがな!」ってなるものも・・・
でも、逆に「私がオーナーの立場なら同じですね。」とあなたが思える内容もあります。
聞かなくては計り知れないところ、というものです。
効率を下げない募集方法
ここはいつも一言です。
その不動産屋は、他社の営業マンも自社社員と同レベルに物件を語れる資料づくりと広報活動をしているのか?
この業界の怖いところは、自社が物件を広める時には丁寧に作り込んだ募集図面や販売図面を。
他社には簡素なものを。
REINS(レインズ。全国の不動産業者が物件登録をしなければならない行政指定の紹介可能物件のデータバンク)には、簡素で物件の良さがまるで伝わってこない図面登録をしていることがあるんです。
募集図面のチェックポイント
募集図面や販売図面のキャッチコピーが、図面の他の部分でも分かることにスペースを使っているものは最悪ですね。
方位マークが付いているのにデカデカと『南向き!!』と大声で言わんばかりにスペースを使ってしまっているもの、見掛けませんか?
「はい、はい」て感じです。
これではお客様との会話も弾みませんよ。お客様を理解するきっかけにもならない。
≪資料≫になっていないんです。
他に伝えたい事はないのかな?と。
それでは、他社の営業マンが自社社員のように物件の魅力を伝えることは難しいですよね。
こういうことを言っていると不動産屋さんは「事前に下見をすればいい」と言う人もいます。
呆れますね。
その下見に行く労力に見合ってないと言いたいのに…
営業マンは、幾つもの物件情報からお客様に決めて頂ける確率の高いものを選定したうえで下見に行きます。
時間は有限。
成果報酬ですから決めてもらえず、他社に行かれたらアウトです。
何度も接客に当たることを良しとされない業界でもあるんです。
ご自身が不動産営業マンだったら…とくに頼まれていない他社。
この視点で見てみると、気付くものがある場合がありますよ。
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知る努力と、自分で立ち向かう覚悟を。
あなたが、家族を守れる人になれますように。
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各業界の担当者には『お客様の信頼に誠実な対応で応える一つ』として書いています。
【不動産の家庭教師】
嶌田 竜也
保有資格
相続士(認定永年会員)/宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
STRコミュニケーションアナリスト
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